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自慢の山・山造りの達人達の紹介 詳細

私の山造り

・所有面積 246ha
・主な樹種 杉、桧、唐松、広葉樹(けやき、ほうのき等)天然材を育てたり、広葉樹と針葉樹の混ざった林や杉の木を植えた林など多様な森です。

ご紹介する山の木・山の作業状況

広葉樹のうっそうとしている唐松林・自然にこうなりました

この山のよさが分かってもらえるかな?

< 主な手入れの状況 >施業履歴
大正10年ごろ  先代が植えてくれた唐松です。
昭和30年代   杭として横浜港などの建設に使われました。
昭和50年代後半 ログハウス用に提供しました。
・その後は、広葉樹の自然発生に任せ、みずき、こしあぶらまど木工(こけし、駒、寄木細工)用の
材料として販売しながら現在の姿に。

自分で植えて、育てた自慢の木・杉

< 主な手入れの状況 >施業履歴

昭和28年〜30年
20代半の働き盛りのころ、毎日山へ行って植えました。
雪越しが大変でした。
昭和40年代
幹の細いうちに枝を切り落としました。(「枝打ち」といいます)
2~3年おきに1mづつ、こまめに切り落としました。
昭和40年代後半〜
枝が触れ合うと抜き伐り(「間伐」といいます)も
こまめにシャツを脱ぐように風邪をひかないように伐り出しました。

こんな木もお届けできます

栗、ほうのき、みずなら等

山づくりのモットーなど

家づくりメンバーの勉強会
  • 「多雪地帯という過酷な条件の中で「自然をうまく活用する」ことに
    力点をおいて山づくりをしてきました。
    おかげで、唐松や杉の林の中に天然の広葉樹が入り多様性に富んだ山になってきました。
  • 一方で、戦後自分で植えて、育ててきた杉の林は、
    吉野林業などを手本にこまめに手を入れて、良質な建材となるよう育ててきました。
    我が子同然ですから、この木が成人して、世に送り出せる日が来ることを心待ちにしています。
    市場に出てしまうと、手入れのされない木とほとんど変わらない価格になり むなしさも感じています。
  • 「哲学の森」誰がつけたか分からないが、外の世界の音がほとんど聞こえないことから、
    瞑想に適した山ということでいつしかそう呼ぶようになったようです。
    昨年、雅楽の演奏会やキャンプを実施して、多くの方々に山に親しんでいけたと思います。
  • 戸隠村にある「森林学習館」に展示してある広葉樹の枝の展示は
    この山の恵みを提供したものです。

自己紹介

名前 荒山幸久
住所 〒398-0001
長野県北安曇郡大町市
TEL:0261-22-2064
荒山幸久さんの写真

活動・事業内容など

●活動
「北安曇の地元材を使う家づくりのネットワークづくりに参加しています。
(もちろんこのホームページで探し出した工務店や設計事務所でもOKです)
●家づくりについて

  • 日本の木のよさを最大限に引き出すなら、目に見える所に使ってほしいと思います。
    梁や桁、柱などにも杉の木は最適です。皆さんに木の温もりを感じていただけると確信しています。
  • わたしの家は明治期からの建物で、ほうのきやかえでなどの広葉樹を柱に使っています。
    今の山から太い広葉樹は出ませんが、土台などには栗を提供できるよう
    栗林の手入れをしようと思っています。
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