認証合板

信州産木材100%の針葉樹合板は「信州の木 認証合板」だけ

長野県では、森林資源の有効利用を進めるため、直材で住宅地用に可能な木材(A材)は住宅へ、曲り材・中目材や間伐等により林地残材として放置される木材(B材)は合板への利用を進め、強度の高い特性を活かし、信州産カラマツ100%の針葉樹合板を開発しました。

針葉樹合板の特性

環境への配慮

信州カラマツは外材と比して環境負荷を軽減します。

  • 林地に放置される曲り材や中目材を有効活用しています。
  • 主として間伐材を活用するため、森林を育てることに繋がります。
  • 外材と比して輸送距離が圧倒的に違います。

地産地消が森林を育てます。

『信州の木 認証合板』ができるまで

1. 山

2. 合板工場

原木切断

原木を1m又は2mに切削し、心出し装置により心出し後、ロータリーレースによりカツラ剥きの様に原木をむく。

単板堆積

薄い単板(厚さ4mm以下)を裁断(クリッパー)し、表・裏板、中板に分類する。

単板乾燥・調版(選別・補修・仕組)

単板をダライヤーに投入。熱風により含水率10%以下に乾燥する。乾燥した単板を表、裏、芯用に分けてセットする。

単板接着・プレス

乾燥単板に接着剤を塗布し貼り合わせる。コールドプレスで仮接着した後、ホットプレスで熱硬化させる。

検査

一枚一枚検査し不良品を取り除く。

検査報告書

3. 資材置き場

出荷証明書

4. 住宅

針葉樹合板の認証基準

  • 合板製造に用いる木材は長野県産材であること。
  • 合板のJAS認定工場において生産されたJAS製品であること。

【表示事項】
合板の日本農林規格に規定されている表示事項を表示すること。
ただし、樹種名に加えて産地も表示すること。

※日本農林規格(JAS)構造用合板については、東急・接着程度・含水率・板面・曲げ性能・ホルムアルデヒド放散量・防虫処理・そり又はネジレなどの厳正な基準に適合しています。

『信州の木 認証合板』ラインナップ

厚さ 長さ×幅 接着性能等級 板面品質 ホルムアルデヒド放散量
12mm 1,820×910 特類2級 C-D F☆☆☆☆
24mm 1,820×910 特類2級 C-D F☆☆☆☆
28mm 1,820×910 特類2級 C-D F☆☆☆☆

※なお、24mm・28mmはサネ加工品。mサイズについては、お問い合わせください。

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